プレスリリース

2025年1月28日

上智大学と連携し、生成AIや非構造化データを活用した新たなリスク評価モデルの開発に着手

上智大学と連携し、生成AIや非構造化データを活用した新たなリスク評価モデルの開発に着手

適切なリスク評価により、ユーザーの利便性向上を図る

弊社と上智大学(所在地:東京都千代田区、学長:曄道佳明)は委託研究契約を締結し、生成AIや非構造化データを活用した、新たなリスク評価モデルの開発に着手したことをお知らせします。適切なリスク評価によりユーザーの利便性向上を図るほか、リスクを事前に検知する手法を確立し、他の金融関連サービスへの展開も目指します。

本委託研究の背景と目的

ガレージバンクは「cashari」を通じ、個人の方が所有する動産資産を対象としたリースバックサービスを提供しております。安定的なサービス提供においては、適切なリスクコントロールによる利用促進が重要であり、ガレージバンクではこれまでも機械学習によるリスク評価モデルを開発し運用していますが、与信判断力をより一層強化すべく、今般、生成AIや非構造化データを活用した新たなリスク評価モデルの開発に着手いたしました。

本委託研究を実施する、上智大学大学院応用データサイエンス学位プログラム百瀬研究室は、データサイエンスによりビジネスシーンでの新たな成果の創出や事業化を追求しており、これまでも産学連携における生成AIの活用や新たなフレームワーク等の開発実績を有しています。

本委託研究では、従来の機械学習によるアプローチでは捉えきれない事象を、生成AIや非構造化データを活用し分析することで、与信判断における精度の向上を目指します。具体的には、年齢・性別・職業といった定量的なデータ解析のみならず、ユーザーの行動特性や外部要因を統合的に分析することで、これまでの機械学習によるリスク評価モデルと比較し、判断力の向上を実現するものです。

今後の展望

本研究で開発したリスク評価モデルを「cashari」事業に活用することで、適切なリスク評価による、ユーザーの利便性向上を図ります。またアルゴリズムを応用し、リスクを事前に検知する手法を確立することで、他の金融関連サービスへの展開も目指します。

上智大学 概要

・所在地:東京都千代田区紀尾井町7-1
・学長:曄道 佳明
・URL:https://www.sophia.ac.jp/jpn/